FPコラム資産運用編⑮ノーロード投信って優れてるん?
*「ノーロード投信って優れてるん?」 *
ノーロードって聞いたことありますか?
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ノーロードとは、投資信託にかかる3つのコスト(購入手数料・
信託報酬・信託財産留保額)のうち、購入手数料が無料のもの
を指します。(日本国内ではね)
最近、投資信託を選ぶ際に、コストに過敏な方が多いように
思います。おそらく、「~にだまされるな」とか「~を買っては
いけない」などの書籍の影響があるのでしょう。
勿論、コストを比較することは大事ですが、そもそも、これは、
運用リターンが全く同じ又は、近い商品を比較するときに、
いいかもしれません。
が、ノーロードの中から選ぶなど、極端な方がおられるので、
私は少し気になっています。
そもそも、ノーロードの投信は優れているのでしょうか?
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アメリカでは、ノーロードのファンドがほとんどでしょ!
という方もおられますが・・・
これも書籍の影響でしょうね・・・
実際にはちょっと違います。
アメリカの統計には、営業・マーケティング費用が含まれていません。
この手数料は日本に存在しないものですが、0.25%までは、
「ノーロード」と呼ぶことが出来るんですね。
結局。。。
本当にニーズのある投信であれば、無理に「ノーロード」にして
客引きしなくても適正な利益が上がるはずです。
運用成績をまずはチェックして、ノーロードと他の金融商品とのセット
販売等にはくれぐれも注意してくださいね。
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